反射区療法・経筋療法

反射区療法 (reflexolozy)とは

反射区療法とはリフレクソロジーとも呼ばれていて、主に足裏の特定エリアを刺激するということで体内の特定部位に変化が現れるという考えに基づいたものである。語源はreflex(反射)とology(学ぶ)とを合わせたものといわれる。

「リフレ」「足裏マッサージ」「足裏反射区療法」と呼ばれております。


つまり「足操術」は足裏の反射区を利用して、人体の自然治癒力を引き出して本来人間が持っている自然な健康状態に導く術です。


反射区療法の歴史

足裏反射区療法は、アメリカが発祥といわれておりアメリカ人医師によって伝えられたものです。

入院中の患者が手足を揉んでいる行為を観察し、これを医学的に研究したところ、痛みを和らげる効果があることを知り「ゾーンセラピー」という本を発表しました。


台湾においてはスイス人の宣教師であるジョセフ・オイグスター〔台湾名:呉若石〕神父が自分の膝の損傷に悩んでいた時、スイス人看護婦の本を参考にして、足もみを始めたところ大きく効果が出ました。そして信徒に反射区療法を施したことから台湾に広まりました。

その後、科学者・医者などの台湾著名人などによって、この反射区療法が科学的にも証明されて、呉若石健康法として世界に普及させたものであります。


イギリスにおいては看護婦ルネ・ターナーらの活動により、数年間にわたる大量のデーターをもとに科学的・医学的にも検証を経て、政府承認を得て現在では通常の保険医療にも組み込まれています。


日本では台湾籍の官有某先生が「官足法」として反射区療法を普及させてきました。


大きく分けて反射区療法は台湾式と英国式というように区別され、比較的強い揉み方が台湾式、リラクゼーション的な揉み方が英国式と呼ばれてきましたが、最近では台湾の若石健康法もあまり強く揉むのは交感神経を過剰に刺激することから、部分的には弱い揉み方に変わってきています。


日本足操術研究会の反射区療法

私どもの反射区療法は呉若石神父の指導及び台湾足心道の技術が基本になっておりますので、比較的強い揉み方を取り入れています。

ただし症状に応じては強弱のメリハリをつけるよう指導しています。

強い痛みは汚れが剥がれる痛みということをお客様に理解していただいてから刺激していきます。

また最近では台湾を始め日本においても様々な按摩棒がありますので、それを利用することで足底の硬い人や反射区エリアの狭いところまで刺激することができます。


   


経筋療法とは

経筋とは「経脈が養う筋肉系統であり、ツッパリ、ひきつり、痙攣、痛み、麻痺などを司る」と中国の古代書「皇帝内経」に記されています。


経絡の異常は、その経脈が走行する筋肉の部位に異常を起こし、さらに筋肉の緊張は、その筋肉を走行する経脈に異常を引き起こす、というものです。


私たちにできる経筋法は経絡が走行する筋肉をきちんと理解して、さらに刺激を加えて帰血の流れを良くしてあげることです。



経絡とは

人体を流れるエネルギーの通り道と考えて下さい。

人体にはそのエネルギーの通り道が12本走行しており、それぞれが体内の臓器臓腑と密接に結ばれています。


足からは腎臓・肝臓・消化器系(脾)と、膀胱・胆嚢・胃の経絡が走行して、手には心臓・肺・心膜(心包)と、小腸・大腸・三焦の経絡が走行しています。

鍼灸師はこの経絡の走行部位にあるツボ(経穴)という部位に針を打ち治療しています。


一つの例として腰痛の人を」楽にさせるには反射区としては腎臓・腰・肝臓などの反射区を刺激しますが、さらに腎臓の経絡が走行する筋肉の部位をほぐしてあげることでかなり楽になります。


腰痛の人にうつ伏せになっていただき、太ももの内側から後ろにかけての筋肉を刺激してあげてください。腰痛の楽になり、肩こりや耳鳴りなどを伴っている人でしたら、そちらも楽になっていきます。


このように足の反射区を刺激するとともに経絡の走行する筋肉をほぐしてあげることで反射区刺激の効果は大きく違ってきます。

手の部位を走行する経筋も中医学でいう「同気相通」の理論を利用すれば、足の経筋で改善をすることができます。



反射区療法と経筋療法を併用するには

当会の講義では脚の経絡走行を覚え、さらに反射区療法で行う「もみ上げ」により経絡に沿って強く刺激することを学びます。

改善したい症状に関係する経絡と経絡の走行する筋肉名をしっかり理解することです。

また現在現れている症状はどの経絡が阻害されているのか見分けることも必要になってきます。


例えば顔が引きつるというような症状は、足の脛の筋肉が緊張していることがあります。この場合には反射区は顔面や胃、肝臓などの反射区の他に、前脛骨筋の揉み上げをしっかりすることが大切です。